身内の観察こそ大事
敵に勝つためには味方にも注意する必要があるという。なぜなら…味方こそ勝ちを妨げる最大の原因を作るからだと…。また身内を大切にする事は大事な事だが、度が過ぎると害になることもあるという。
戦国の世、身内に厳しかった信長でも、天下取りを目の前にして、身内中の身内である部下の明智光秀によって本能寺で倒されるのだから世の中わからない。結局厳しかった信長にも身内の観察に甘い一面があったということだと思う。
いつの世も、すべてに油断しないで手落ちがないか注意しながら観察する事が大事だし、感情に動かされないで見つめて行動する事が大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和二年一月十二日)