負けるが勝ち
時と場合によっては「負けるが勝ち」が良い時もある。勝った時の教訓より負けた時の方がさらに深く心に残り、学ぶ事が多く考えさせられるが…。
戦国の世、時には「負けてみる」事も必要だ。負けての反省は「なにくそ」という意地がわいてくるし、次は必ず勝つと気を持ち直してがんばる。負けた事による教訓は勝った時の教訓よりはるかに大きいし、勉強させられると、官兵衛は部下達の前で言った。また勝つことばかりを知るのは危ないとも部下達の前で戒めた。
いつの世も、「負けるが勝ち」がいい時もある。だが、なかなかむずかしいことだ。(令和七年七月十三日)