負けず嫌いな気の利く人
負けず嫌いな人で気の利く人は転んでもただでは起きないという言葉もあるが…。失敗してもなぜこんなやり方で失敗したのかと「くやしさ」をバネに大いに反省して失敗の教訓から学び取り、次の成功への足がかりとするという…。
戦国の世、負けず嫌いな武将は他人の事をよく調べ、よく見て観察している。もし失敗しても失敗を恐れることなく反省をし、勇気を持って再び挑戦すると官兵衛は部下達に言った。また、失敗したことのある武将と、ない武将とでは、戦い方にもかなりの違いがあるとも言った。
いつの世も、負けず嫌いな気の利く人は、失敗しても「くやしさ」をバネに次への挑戦に心して取り組むことで、必ず良い結果が生まれると思うがなかなかむずかしい。(令和元年十二月八日)