自責思考に・・・。
目標を持って前向きに行動するが、失敗を起こした時に、自分にも責任があると考える人を「自責思考」と言う。また問題や失敗の原因を、上司の指示が悪かったと他人のせいにする人を「他責思考」と言うが…。
戦国の世、仕事がうまくいった場合には「部下が一所懸命にがんばってくれたから」と部下のおかげだとほめたたえ、失敗した場合は、自分のせいで失敗したのだといつも心がけていた官兵衛。戦で勝った時も「おごる」ことなく、常に部下達のおかげだと涙を流して部下達に感謝した。すると部下達も明日への希望に燃え、上司官兵衛のために命をささげるつもりで励んだのであった。
いつの世も、悪い事や失敗は自分のせいだと素直に認め「自責思考」で、ピンチをチャンスに変えるよう努力することが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和七年十一月二十三日)




