自分の足跡を残す
上司から与えられた仕事を命じられたとおりにするのではなく、自分の持つ知恵、知識、能力、技術、アイデアをプラスすることによって、良い仕事ができると思うが…。
戦国の世、秀吉は信長から命じられたわけでもないのに、ある冬の寒い朝、信長の草履を自分の懐に入れて温めて差し出した。この知恵が認められて出世のきっかけになった。
いつの世も、与えられた仕事を言われたとおりにやっているだけでは、頭角を現すことはできない。自分なりの工夫を加えることで、その仕事に自分の足跡を残すことができると思うが、なかなかむずかしい。(平成三十一年一月十三日)