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短気は損気

「短気は損気、急いては事を仕損ずる」ということわざがあるが・・・。人には気が長い人と短い人がいる。どちらが良いか悪いは別にしても・・・。

 

明治時代、日本海海戦の立役者、東郷平八郎に認められた秋山真之(さねゆき)は短気で有名だった。ロシアバルチック艦隊を撃破するために連合艦隊の作戦参謀に抜擢された。大変な勉強家で日本海海戦の圧倒的勝利に大きく寄与した。連合艦隊が出動した「天気晴朗ナレドモ波高シ」の電文や、連合艦隊が戦時編成を解いた時の解散の辞は名文として知られています。また、真之は自分の部屋に「短気は損気、急がば回れ」と書いた紙を貼って自分の短所をいましめていた。

 

いつの世も、今のスピード時代、遅れた戦いに勝利はないというが、短気を起こさず冷静に行動することが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和六年十一月二十四日)

 

 

 

 

 

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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