短気は損気
仕事をしていると一日に一つや二つは腹が立つことがある。「短気は損気」と言うことわざがあるように、冷静に物事を考えて対応すれば良いのだが…。
戦国の世、物事の考え方がハッキリしていた武将。信長に仕えて、信長に怒られても、冷静に笑顔でピンチをチャンスと考えて不可能を可能にした秀吉。その根性はどこから生まれたものだろうか…。農民から信長をしたって武士社会に入り、「草履」を懐に入れて温めると言う忠誠心と、気配りを忘れず数多くのピンチを乗り越えてきたからこそチャンスに変えることができたと思う。要するに「たたき上げの精神」と「短気は損気、急がば回れ」の精神から生まれたものだと思う。
いつの世も、腹を立てずに毎日過ごしたいものだが、世の中そんなに甘くない。常に笑顔で感謝の気持ちを忘れず一生懸命に努力して頑張ることで良い結果が生まれてくるような気がするが、なかなかむずかしい。(令和四年三月二十七日)