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短気は損気

仕事をしていると一日に一つや二つは腹が立つことがある。「短気は損気」と言うことわざがあるように、冷静に物事を考えて対応すれば良いのだが…。

 

戦国の世、物事の考え方がハッキリしていた武将。信長に仕えて、信長に怒られても、冷静に笑顔でピンチをチャンスと考えて不可能を可能にした秀吉。その根性はどこから生まれたものだろうか…。農民から信長をしたって武士社会に入り、「草履」を懐に入れて温めると言う忠誠心と、気配りを忘れず数多くのピンチを乗り越えてきたからこそチャンスに変えることができたと思う。要するに「たたき上げの精神」と「短気は損気、急がば回れ」の精神から生まれたものだと思う。

 

いつの世も、腹を立てずに毎日過ごしたいものだが、世の中そんなに甘くない。常に笑顔で感謝の気持ちを忘れず一生懸命に努力して頑張ることで良い結果が生まれてくるような気がするが、なかなかむずかしい。(令和四年三月二十七日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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