目標達成のために職務を全う
仕事でもプライベートでも、しっかりと定めた目標を持つことが大事である。もし目標がすぐにぐらつくような不安定なものだったら、計画を立てることは無理である。
戦国の世、行き当たりばったりの目標を立てたり行動したりすると、結局失敗する率が高いと官兵衛は部下達に言った。また、自分の本当の目標は何なのか。そのために何ができるか、何がじゃまなのかをよく見極めて、目標達成のために仕事を進めることが絶対に大切なことだとも官兵衛は言った。官兵衛はこの辺のところをよく考えて、秀吉の目標のために片腕として名軍師として数々の戦いに活躍した。
いつの世も、目標達成のためには余計なことを考えないで、自分が何をすべきなのかを常に意識してがんばることが重要だと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十九年七月二十三日)