男の意地くされ
「失敗は成功のもと」ということわざがあるが、人は失敗しても原因を追求することによって、大きく成長するという人もいるが・・・。
戦国の世、失敗した時にどういう対応をするかが問題だ。対応の仕方によっては「ピンチがチャンス」に変わる場合もあると、官兵衛は部下達に言った。また失敗しても決して言い訳せずに、そしてあきらめることなく早急に反省して、知恵を出して素早く対応するところに、「できる男」の「意地くされ」の素晴らしさがあるとも言った。
いつの世も、失敗することは決して自分にとっては良くないことだが、素早く原因を追求して反省し、努力することによって、大きな「チャンス」が生まれてくるような気がするが、なかなかむずかしい。(令和七年五月
四日)