油断大敵
厳しい世の中だからこそ新しいビジョンを考えて挑戦することがこれからの企業にとって求められているような気もするが…。
戦国の世、戦いに明け暮れていた世の中。領民は戦いのない時代を求めていた。そんな時に尾張の国から「うつけ」と呼ばれていた青年武将が現れた。信長である。最先端の鉄砲による戦い方、創造的な城造りで新しいビジョンを持ち、また情報力、判断力、決断力、実行力を持って国造りを目指した。だが、天下統一をあと一歩のところで「油断大敵、火がぼうぼう」ということわざがあるように、ちょっとの油断で本能寺にて部下の明智光秀によって倒された。本能寺の変である。
いつの世も、志と勇気があっても一番大事なことは何事にも油断してはダメだ。常に緊張感を持つことが大事だし、油断は自分の首を締めるような気もするがなかなかむずかしい。(令和五年十月二十九日)