気配り
上手な気配りのできる人は、相手に気に入れられその相手を通して様々な幸運を得る事ができ、さらにチャンスが広がっていくという人もいるが…。
戦国の世、上手な気配りによって出世の足がかりを作った秀吉。特に信長は秀吉の自分に対して上手な気配りに感心し、よく気のつく奴だし、与えられた仕事には十分に期待に応えてくれると、ついには大名にまで取り立ててやった。また、信長亡き後、秀吉は上手な気配りによって天下人にまで上りつめた。
いつの世も、上司は何を求めているのか、何を期待しているのか、何を考えているのかを見抜き、素早くテキパキと行動して期待に応えるのが上手な気配りのできる人だと思うが、なかなかむずかしい。(令和元年十一月二十四日)