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いにしえの知恵に学ぶ健康住宅

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気持ちのいい返事

 上司に名前を呼ばれた時、気持ちのいい「ハイ」という返事は、仕事の「リズム」だという人もいる…。気持ちのいい「ハイ」が言えない人は、何事に対してもイメージが暗くて腰が重い庭石のようだ…。  
 戦国の世、戦の時、敵を攻める時、気迫を持って相手より元気のいい高い声を出すことによって、勢いがつき敵を圧倒すると官兵衛は部下達に言った。また大きな声を出すことで、自分の気持ちも前向きになるとも言った。
 いつの世も、この仕事をやってくれないかと上司から頼まれた時、「は~い」とか「今すぐですか」とかモジモジしていては消極的になり、決してスピーディにはできないと思う。まずは元気よく気持ちよく「ハイ」という返事こそ仕事の基本だと思うが、その人の性格によってなかなかむずかしい。(平成二十七年十二月十三日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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