根性を出してやり遂げよう
工期が迫ってきた時、もしかすると人材を多く入れる場合もあるが…。確かに多勢は勢いを増す。お互い張り合いも出て捗るように見えるが、しかし多勢の割には捗らない時もある。たとえ少数でも必ずやり遂げようと、根性を出して積極的に気持ちを強く持ってがんばった方が捗るような気もするが…。
戦国の世、戦いで多勢だからと言って必ず勝つとは限らない。多勢で戦うとなんとかなるだろうと他人任せになり甘えが生じて緊張感がなくなり破れる恐れがあると官兵衛は部下達に言った。逆に敵に比べて少数であっても「心をひとつ」に気持ちを強く、団結力を持って一人一人が普段以上の力を発揮することによって勢いが増し勝ちにつながるとも言った。
いつの世も、何事もお互い「心をひとつ」にやり遂げようと積極的に明るく元気な気持ちで自信を持って頑張ることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和三年三月十四日)