敵を知り己を知れば…
戦いは守りと敵への攻撃から始まる。守りは自分で努力して防げるが、攻撃は相手があるからこちらの思うようにはなかなかうまくいかない…。
戦国の世、敵に勝つためには守りも大事だがやはり攻撃である。攻撃の上手な武将は敵を知り己を知れば勝つ確率が高いと官兵衛は部下達に言った。また敵の動きも知らず、自分はどの程度の能力かも知らなければ、どの戦いにも負けてしまう可能性が高いとも言った。
いつの世も、何の仕事でも上司の考え方を知り、自分の能力を知り、そして上司と部下との心をひとつにして、与えられた仕事に責任と義務を持ってがんばることで良い方向に進むと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十九年十月十五日)