感謝に勝る良薬なし
何かのきっかけで相手に親切にしてやると後で感謝されると思う。すると誰でもうれしくなる。また「親切の心」と「感謝の心」を持つ人は、やさしさが顔に表れ多くの人が近寄ってくると同時に多くの情報も集まってくると思うが…。
戦国の世、戦いの最中、官兵衛は兵たちに領民の作った米を大事に「一粒の飯にも感謝しよう」と言った。また物資が足りなくなったり、大切に使わないと戦いに負けてしまう。物資を大事にしてこそ与えてくれた領民に「親切の心」と「感謝の心」を持つようになるし、戦に勝つ意欲も出てくる。そして領民を思う気持ちも出て国の発展につながるとも言った。
いつの世も、「親切の心」と「感謝の心」を持つことは大事だし、持つことによってお互いの人間関係や信頼関係が良好になり「絆」が深まると思うが、なかなかむずかしい。(令和二年七月二十五日)