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感謝に勝る良薬なし

何かのきっかけで相手に親切にしてやると後で感謝されると思う。すると誰でもうれしくなる。また「親切の心」と「感謝の心」を持つ人は、やさしさが顔に表れ多くの人が近寄ってくると同時に多くの情報も集まってくると思うが…。

戦国の世、戦いの最中、官兵衛は兵たちに領民の作った米を大事に「一粒の飯にも感謝しよう」と言った。また物資が足りなくなったり、大切に使わないと戦いに負けてしまう。物資を大事にしてこそ与えてくれた領民に「親切の心」と「感謝の心」を持つようになるし、戦に勝つ意欲も出てくる。そして領民を思う気持ちも出て国の発展につながるとも言った。

いつの世も、「親切の心」と「感謝の心」を持つことは大事だし、持つことによってお互いの人間関係や信頼関係が良好になり「絆」が深まると思うが、なかなかむずかしい。(令和二年七月二十五日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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