悪いことは自分のせいだが…
目標と責任をもって努力して行動する人を「自責の人」というが、努力も反省もしないで問題が起きた時、他人のせいにする人を「他責の人」と言う…。
戦国の世、良い働きをした時は「部下のおかげ」。うまくいかなかった時は「自分のせい」だと常に心がけた官兵衛。戦で勝った時には決して「おごる」ことなく「部下のおかげ」と感謝し、部下達をほめた。それにより部下達もまた明日への希望がわき、黒田家のために命を捧げるつもりで励んだ。
いつの世も、悪い結果に終わった時は、自分のせいだと素直に認め「自責の人」になって、失敗から反省して学び、努力してがんばることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和七年八月十日)