必死の努力が水の泡
窮地に立たされた時「必死」の覚悟で行動を起こすことができるか…、「迷う」気持ちになる。そんな時、なんとかしなければと行動を起こす。その必死の行動の姿を見るとついつい応援したくなる人情の人もいる…。
戦国の世、敵と戦っている最中、もしかすると勝てないかもしれないと思う強敵でも「必死の覚悟」で全力を尽くすことによって、思いも寄らない良い知恵がわいてきて、勇気と自信がつき突破口が見えてくる。逆になんとかなるだろうと腰を引いて弱気になっては勝つ戦も負けてしまうと官兵衛は部下達に言った。
いつの世も、自分では「必死」に頑張っている「つもり」でも、それが相手に伝わっていなければ「必死」の行動が認められないし、その努力は「水の泡」になってしまうと思うが、なかなかむずかしい。(令和三年十一月七日)