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必死の努力が水の泡

窮地に立たされた時「必死」の覚悟で行動を起こすことができるか…、「迷う」気持ちになる。そんな時、なんとかしなければと行動を起こす。その必死の行動の姿を見るとついつい応援したくなる人情の人もいる…。

 

戦国の世、敵と戦っている最中、もしかすると勝てないかもしれないと思う強敵でも「必死の覚悟」で全力を尽くすことによって、思いも寄らない良い知恵がわいてきて、勇気と自信がつき突破口が見えてくる。逆になんとかなるだろうと腰を引いて弱気になっては勝つ戦も負けてしまうと官兵衛は部下達に言った。

 

いつの世も、自分では「必死」に頑張っている「つもり」でも、それが相手に伝わっていなければ「必死」の行動が認められないし、その努力は「水の泡」になってしまうと思うが、なかなかむずかしい。(令和三年十一月七日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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