弱気になるな
窮地に立たされた時、弱気になって対応するか、強気に自信を持って対応するか。人間弱気になると相手が強く見える。だが、自信を持って相手に強気で立ち向かうことによって相手が弱く見えると言う人もいるが・・・。
戦国の世、我が敗れるのかと感じた時は、相手もまた敗れるのかと思っている。でも自信を持って「背水の陣」で戦うことによって勝利に結びつくと、官兵衛は部下達に言った。戦う時は「おびえて」いてはダメだ。自信を持って辛抱強く戦うことで勝つ率も高くなるとも言った。
いつの世も、何事も最後まであきらめてはダメだ。弱気になると相手が強く見える。勝利の基本は勝ってやるんだと自信を持って頑張ることにある。弱気になると「有利な状況」なのか「不利な状況」なのか区別がつかなくなると思うが、なかなかむずかしい。(令和五年三月五日)