常日頃の心がけ
ややもすれば小さなことを「おろそか」にしやすい。希望を叶えるには「チリも積もれば山となる」と言うことわざがあるように、小さな事をコツコツと努力して頑張ることが一番大事なような気がするが…。
戦国の世、信長に仕えた秀吉。自分の希望は腹一杯飯を食べられることだと、農民出身でありながら武家社会に飛び込み、与えられた仕事は懸命に努力して信長のために尽くし信頼され出世街道を突っ走った。ついには長浜城主となり一大名になった。
いつの世も、希望を叶えるには才能が一番と言う人もいるが、才能が三割、努力が三割、そして一番大事なのが常日頃の「心がけ」四割だと経営の神様、松下幸之助の言葉である。小さなことほど決して「おろそか」にしないで頑張ることが一番大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和四年十月九日)