対応の速さ
用件を頼まれた時、すぐに対応するか、今忙しいからと後回しにするか…。対応も人の性格によってかなりの開きが表れる。
戦国の世、秀吉から用件を頼まれた時、素早く対応した参謀官兵衛。官兵衛は用件であれ戦であれスピードこそ勝利への道が開けると部下達に訴えた。良い例が、中国地方で毛利方と戦っている最中、上司信長、本能寺で部下の光秀の謀反により倒された。官兵衛は毛利方と素早く和睦し「中国大返し」という素早いスピードの早技で、山崎の合戦で光秀を打ち破り、秀吉の天下取りへの足がかりを作った。
いつの世も、対応、決断、行動の速さこそが成長につながると思うが、なかなかむずかしい。(令和元年七月七日)