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口先よりも行動を

口先だけの言葉を聞くと、なるほどなあ…と感心する。だが、口先だけで行動が伴わないとちょっとがっかりする。できれば口先の言葉を体を張って目的や目標を持って責任感のある行動をする人はすごいなあと思うし、周りからも信頼されると思うが…。

 

戦国の世、歌の「セリフ」のような口先だけの武将は、いざ戦になると自分の身を守ることだけに集中してなかなか成果が上がらない。官兵衛曰く、口先だけなら言いたい放題「大阪の城も立つ」と言った。やはり口先よりも今までの経験を活かして命をかけて戦いに挑む決意のある行動力の武将が、周りから信頼されるとも言った。

 

いつの世も、言葉は簡単だが実行に移すのは容易ではない。体を張って行動してこそ良い道が開けると思うが、なかなかむずかしい。(令和四年二月六日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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