反省は自分を育てる
勝負に勝つことは大事なことだが、勝つことに慣れてくると、ややもすれば油断が生まれ、うまくいかない場合もある。常に緊張感を持って勝負することが大事だと思うが…。
戦国の世、勝つことを知って負けることを知らないと、自分でも気がつかないうちに取り返しのつかない強烈なしっぺ返しが生じることがあると、農民から信長に雇われ努力して武将にまで出世した秀吉の言葉であった。また勝負は勝つこともあるが負けることもある。勝っても反省、負けてなお反省。勝負は常に反省することが自分を育てるとも秀吉は言った。
いつの世も、勝ち負けあっての勝負だが、できれば勝った方が良いに決まっている。常に油断せずに緊張感を持って努力してこそ、成長すると思うが、なかなかむずかしい。(令和七年十月十二日)