勢いに乗れば力がわく
「火事場の馬鹿力」ということわざがあるように、人はいざとなると…とんでもない力がわいてくるという。それをひとつにまとめ上げると組織に勢いがつくという…。
戦国の世、絶体絶命の窮地に立たされると、かえって開き直り恐怖を忘れる。そして逃げ場のない状況に追い込まれると結束を固め死に物狂いで戦うものだと、官兵衛は配下の武将達に言った。また、強い危機感こそ、バネにして組織をまとめ、勢いに乗せる大きな原動力になるとも言った。
いつの世も、まず勢いに乗ることだ。勢いがつけば持っている力が大いに発揮されるし必ず良い方向に進むと思う…。だがなかなかむずかしい。(平成三十年十月二十一日)