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スポーツをしている人で、なかなか上達しないけどコツコツと努力を続けているうちに、ちょっとの「キッカケ」でタイミングをつかみ伸びる人もいるというコーチもいる。やはり努力を続けることで飛躍的に成長するタイミングに出会えるようだ…。
戦国の世、努力を続けられるか…、どうかが結果を大きく左右してしまうと、官兵衛は部下達に言った。もちろん努力するのは苦しいことだが、決して臆病にならず勇気を持って何事にも挑戦することで、きっと何かがつかめるとも言った。
いつの世も、常に前向きで素直に人の話を良く聞いてコツコツと努力を重ねることで、苦労した分、報われるような気がするが、なかなかむずかしい。（平成二十七年六月十四日）
粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。
「にぎりめしとおかゆの理論」
「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。
