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努力に勝るものはない

「ウサギとカメ」の競争の話。お互いに考え方が違っていた。ウサギは足が速いからとカメを見下し、めっちゃ遅いから途中で昼寝しても必ず勝てると自信過剰…。カメは遅いがあくまでゴールを目指して懸命にがんばって走り続けよう…と目標設定した。結果はカメのコツコツと努力の積み重ねが、ウサギの思い上がりの昼寝と油断に勝利した。

 

戦国の世、秀吉の天下取りの成功は誰もが予想できなかった。農民から信長に雇われ、与えられた仕事に対して「もし失敗したらどうしよう」とか思わず、常にプラス思考で最後までやり抜くという目標設定に努力を重ねて、信長の期待に応えたからこそ天下取りのためのチャンスに恵まれた。

 

いつの世も、上司から与えられた仕事は目標を定めて、必ずやり抜くという努力が大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和三年五月三十日)

2024年11月17日

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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