他人の話に聞く耳を…
他人の話に聞く耳を傾けて学ぼうとしない人は、自分を賢い人だと勘違いしているかもしれない。だが、他人の話をよく聞いて学ぼうとする人は、本当に「賢い」人だと思うが…。
戦国の世、「見かけ」は賢そうに見えても他人の話に耳を傾けようともしない人は、単なる「食わせ者」だ。いざ合戦になり、生きるか死ぬかの大ピンチになった時に「食わせ者」はすぐに敵に寝返ることの方が多いという。苦労して秀吉の片腕として世の中の色々なことを学び、秀吉に天下を取らせた官兵衛の部下達への一言であった。
いつの世も、外見だけよく見えても中身はよくわからないことがある。やはり他人の話をよく聞く事。要するに「聞き上手」になることで、お客様にも好感を持たれると思うが、なかなかむずかしい。(令和五年一月十五日)