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予習と復習、どっちが大切か

 学生時代、先生に勉強するときは「予習」と「復習」することが大切だと言われた。

 ではビジネスの世界では「予習と復習」が必要だろうか…。

 戦国の世、戦に勝っても負けても必ず徹底した「復習」が大切だと官兵衛は部下達に言った。そして「復習」することで次の戦いに活かしていくことが大切だとも言った。

 いつの世も、明日の仕事の「予習」よりも、今日経験した仕事の「復習」をじっくりとすることの方が、最も大切だと思う。そしてキッチリと「復習」することで明日への取り組みを考え「予習」することが大切だと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十七年十月四日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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