マメな人
足をマメに使う人、口をマメに使う人、世話をマメにできる人、電話をマメにかける人。お客様に対して一所懸命真心込めて尽くすことのできる人を「マメな人」だというが…。
戦国の世、頭(こうべ)の利くマメな武将で有名なのが秀吉である。情報を得るために足を使い、敵の武将を味方につけるために口を使い、他の武将達が嫌がる仕事を元気よく笑顔で進んでやり遂げた。そして周りの武将達からはマメな人だと煙たがられたが、しかしマメだからこそ上司信長から最も信頼され出世した。
いつの世も、マメな人をおせっかいなやつだと煙たがる人もいるが、これくらいの人でないと、社会のために、人のために尽くせないと思うが、なかなかむずかしい。(平成三十年六月十七日)