ピンチとチャンスは隣り合わせ
ピンチになった時「自分はなんて運がないんだ」と思う。逆に突然チャンスが訪れた時「良い運に恵まれた」と思う。だが、ピンチの裏にはチャンスが隠れているんだと思い、人並み以上に努力することによって、ピンチがチャンスに生まれ変わると思うが…。
戦国の世、義元、京にのぼる途中、信長を攻める。信長大ピンチ。誰の目から見ても二万五千の大軍の義元の有利はあきらか。信長、何か良いチャンスがないか部下に偵察させた。すると「義元勝利気分で桶狭間で昼食中」との情報が入る。「今がチャンス」とばかり奇襲攻撃をかけて奇跡的に勝利した。信長のあきらめない情報収集がチャンスの時をとらえた。
いつの世も、ピンチには自分を鍛え、チャンスには自分を動かす行動力こそ、何事も良い方向に進むと思うが、なかなかむずかしい。(令和三年十一月二十一日)