にぎりめしとおかゆ
「おにぎり」は一粒一粒の米粒が粘り強く助け合い団結することによってきれいなおいしい形にできあがる。「おかゆ」は茶碗の中でつかみどころがなく「団結力」がない。
戦国の世、「おかゆは茶碗の中で自分の意志もなく流れて積極性もなくバラバラだ。その点にぎりめしはまとまって積極的であり団結力もある。このにぎりめしのようにまとまって敵に突進すれば打ち勝つことができる」と秀吉の参謀、官兵衛は部下達に言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手な行動をしていると「おかゆ」のように流れてまとまらななくなる。「にぎりめし」のように握られて組織の中でルールを守ることが大事なことで、それによって本当のチームワークが生まれ会社の繁栄につながると思うが、なかなかむずかしい。(令和七年一月十九日)