「タイミング」の取り方の努力
野球の試合はピッチャーとバッターの「タイミング」の取り合いの勝負だ。ピッチャーはバッターをいかに「タイミング」よくはずすことに集中するか。バッターはピッチャーの投げるボールをいかに「タイミング」よく合わせて打ち返すことに集中するか…。
戦国の世、信長、桶狭間の戦いで大ピンチ。攻めてくる義元は有利な状況で田楽狭間にて勝利の気分で昼食中だ。ところが突然、大雨、カミナリの「大嵐」だ。その状況を「タイミング」よく利用して信長は、義元の本陣に奇襲攻撃をかけて討ち破った。
いつの世も「タイミング」は相手が与えてくれるものではない。自分でうまく合わせることに努力と行動力が必要だと思うが、なかなかむずかしい。(平成三十年五月二十七日)