「ないがしろ」の恐ろしさ
小さな問題をたいしたことがないと「ないがしろ」にしていると、とんでもない「しっぺ返し」が降りかかってくるというが・・・。
戦国の世、勝ちすぎる戦はどこかに油断が生じる。勝ちすぎると「うぬぼれ」や「おごり」が生まれ、緊張感がなくなり負け戦になる傾向が多い。常に緊張感を持たせるためにも、勝ちすぎる戦はほどほどにと官兵衛は部下達を戒めた。
いつの世も、自信から生まれた油断は最も恐ろしい。常に緊張感を持って油断することなく懸命に努力してがんばることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和七年三月三十日)