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部下を育てる愛情

 仕事はやる人の性格がよく表れる。「そそっかしい人」はうっかりミスが多い。「慎重な人」は決断する時期が遅れたりする。「信念の強い人」は頑固者になる場合もあるが…。

 戦国の世、いろいろな性格の部下を束ねるには、まず部下を大切に教えて育てることから始まる。誉める時には誉め、叱る時には叱る。そして優しくいたわり人情に厚く愛情を込めて対応する。戦いが終わった時には、良い働きをした者には「よく頑張ったな」と心から誉めて土気を高めた官兵衛であった。そして次の戦いには誉められた言葉に励まされ部下達はよく頑張った。

 いつの世も、部下に対する愛情があればこそ、誉める時にはしっかりと誉め、注意する時はしっかりと注意するというメリハリをつけて育てた方が良いと思うが、なかなかむずかしい。(令和五年七月九日)

2024年11月3日

失敗は成功の元

2024年10月27日

ほめる

2024年10月20日

2024年10月13日

最大の武器

2024年10月6日

話すことの二倍聞く

2024年9月29日

油売りの抜け目なさ

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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