自分のクセを活かせるか
自分のクセは気づいているようでなかなか気づかないが、他人のクセはよく見えるものだ。同じクセでも良いクセとみっともないクセがある。世の中完璧な人はいないし、クセがあるからと言って役に立たないとは言えない。仕事のできる人ほどクセがあるような気がするが…。
戦国の世、自分のクセを知って、それが人のために役立つのかよく考えて行動することだと官兵衛は部下達に言った。また上司はクセのある部下をうまく活用することで、大いに期待に応えてくれるし、戦いでは敵を恐れず責任感を持って戦ってくれるとも言った。
いつの世も、他人のクセよりも自分のクセをよく見抜き、そして上司のクセもよく見抜き、上司の期待に応えて頑張ることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和五年十二月十日)