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自信と気迫

勝負で、負けるかもしれないとか、勝つかもしれないという言葉は言わない方がよいという人もいるが…。
推測は自信のない証拠である。勝負は「自信」と「気迫」と心の持ちようで勝敗が決まると思うが…。

戦国の世、戦いを挑む時、「必ず勝つという気迫」を心に決めて勝つための戦略を考えた官兵衛。また秀吉の軍師として、弱気の采配ではなく常に強気の采配で、必ず勝つという「自信」と「気迫」を持って挑戦した。
また官兵衛は、自信のない者は、誇りも粘りも生まれないと配下の武将達に自信を持たせた。

いつの世も、自分の考え方に不安を持たないで、常に「自信」と「気迫」を持って努力することが大事だが、なかなかむずかしい。(令和元年五月二十六日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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