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いにしえの知恵に学ぶ健康住宅

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水の泡

 仕事にしっかり慣れてくると逆に小さなミスで肝を冷やす時もある。その都度引き締めてかからないと、とんでもないしっぺ返しがふりかかってくるような気がする。

 戦国の世、戦いに慣れすぎてくると気がゆるみ、集中力が欠けて、敵に打ち破られる時があると信長は部下達に忠告した。一番良い例が今川義元との桶狭間の戦いである。圧倒的な兵力と勢いがあった義元であったが、兵達の気のゆるみと油断とおごりが、十分の一であった信長の兵力の奇襲攻撃に破れてしまった。

 いつの世も、目標を持って気を引き締め、そして謙虚な姿勢が大事だと思う。毎日毎日の仕事だと、つい気がゆるんでしまうと、目標も目的もすべて水の泡になってしまうと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十九年三月十九日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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