段取りが悪いとリズムが狂う
どんな仕事にも段取りは大切だ…。段取りを組むのが「下手」な人は時間のロスが多くなり、予想外の問題が起きた時は対応が鈍る。
戦国の世、戦いにも段取りの「上手な武将」は、敵を打ち破る率が高いと官兵衛は部下達に言った。段取りとは、部下の管理と準備、そしてどういう手順で、どう戦うかをキッチリと敵の状況をよく調べて、予定、目標、時間を組むことが基本だとも言った。
いつの世も、段取りの「下手」な人に限って、難しい手間のかかる仕事から手を付けようとするが、逆に仕事のリズムが狂って焦ってくる。焦れば焦るほど集中力が狂うし、能率が上がらなくなると思うが、なかなかむずかしい。(平成二十九年五月十四日)