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いにしえの知恵に学ぶ健康住宅

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模範を示す傅役(もりやく)

 子供はいつも親のやることを見ているしマネをする。そうやって親の行動から学ぶことの方が一番多いような気がする。

 戦国の世、殿様の子は殿様の時代。親は将来、国のことや部下のことを考えて自分の子を立派な跡継ぎにするために、学識ある部下に「傅役」を命じた。「傅役」は命をかけて、国の将来を考えて自分の子供のように育てた。また子供の方も「傅役」を自分の親のように親しみを持って教わった。

 いつの世も、部下は上司の真似をする人もいると思う。上司が遅刻してくれば部下も遅刻してもかまわないだろうと考える人もいるが、やはり上司は「やって見せて言って聞かせて」模範を示すことが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(平成三十年十二月二十三日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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