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いにしえの知恵に学ぶ健康住宅

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受け身より先手

 「チャンス」は待つものではなく自らつかみとるファイトが必要だ…。また次がある、いつか誰かが声をかけてくれるだろうと「受け身」でいる限り、成長の「タイミング」を逃すことになると思うが…。
 戦国の世、「しんがり」を努めてくれないかと上司に頼まれた時、即座に反応し手を上げて「チャンス」をつかむ。そうしなければ、他人に持っていかれる。「しんがり」とは敵の追撃を防ぐ役目である。成功することによって大出世する絶好の「チャンス」である。もし結果が失敗だったとしても、やらなかった場合よりもはるかに意味のある体験になると思うと、秀吉は部下達に言った。秀吉は実際に、織田軍が朝倉軍との戦いの最中、信長の妹、お市の方の主人浅井長政の反逆にあった時、信長軍を撤退させるために「しんがり」を努め、それを成功させ大出世した。
 いつの世も、「自分にできるかどうか」と迷うこともあるし苦しいこともあると思うが、一歩前進して進んでやってみることによって、良い知恵が浮かんでくると思うが、なかなかむずかしい。(平成二十七年六月二十一日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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