人生壁あり節もある
「竹は節ありて風雪に強し」と言う例えがあるが、仕事で壁にぶつかった時…。その時にどう対処するか人によって様々だ。「悩む」か素直に経験豊富な人に聞くか、人それぞれだが、やはり素直に聞いてクリアしてこそ人生である。
竹ではないけれども、一定の間隔で節があるように人生にも間隔があり節もある。節がなかったら強い風が吹けば一晩にして折れてしまうに違いない。
戦国の世、困難な壁にぶつかった時、素直に参謀や部下達に意見を聞き、いろんな考えをヒントにして、その壁をクリアしてきた官兵衛。上司であっても部下に意見を聞くことは決して「恥ずかしい」ことではないと聞く耳を持つことが大事だと言った。
いつの世も、人生には壁がつきものだ。その壁を乗り越えていくことが人生だ。竹ではないけれども節があるおかげで嵐にも「耐えて」、雪が降っても「跳ね返す力」を蓄えて、一所懸命に努力することが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(令和三年四月十八日)