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ピッチャーとキャッチャーはどちらが…

 現場のコミュニケーションが悪い時、大好きな野球に例えてピッチャーとキャッチャーではどちらが偉いのかと考える。もしかしてピッチャーなのかな。でもピッチャー一人では野球はできない。キャッチャー、ファースト、セカンド、サード、ショート、レフト、センター、ライト、ベンチのメンバー含めてお互い協力し合って練習をしてこそ素晴らしいチームができると思うし、自分のポジションを責任を持って守ることで勝利につながる。仕事も同じである。

 戦国の世、戦の時、与えられた自分のポジションをしっかり守ることで、敵を防げるし、敵を打ち破ることもできる。そして一致団結をしてコミュニケーションをよくすれば勝つ確率も高くなると官兵衛は配下の武将達に言った。

 いつの世も社員スタッフのコミュニケーションによって会社の動きも大きく変わると思う。リーダーは部下のポジションを考えて仕事を与えるが、しっかりと守れるのか守れないのかと悩むが、なかなかむずかしい。(平成二十八年八月七日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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