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チリも積もれば

「ヘソクリ」を貯めて何に使うか・・・。「チリも積もれば山となる」ということわざがあるが、使い道によって大変価値のあるお金だと思うが・・・。

 

戦国の世、馬好きで有名な信長が、ある時、部下達に「馬揃え」を企画した。各武将達はそれなりに良い馬を出したが、山内一豊の妻は夫の顔を立てるために、今まで貯めてあった自分の「ヘソクリ」を全部はたいて夫に名馬を買ってやった。その名馬が信長の目にとまり、織田家随一の名馬だと山内一豊を大いに褒めた。

 

いつの世も、「ヘソクリ」を貯めるには辛抱しなければならない。辛抱したお金はもったいないと思うしなかなか使えないものだが、家族のために必要な時はこころよく使った方が良いと思う。だが、なかなかむずかしい。(令和七年一月二十六日)

 

 

 

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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