いさぎよく根こそぎに
ウソかまことか定かではないが、秋田美人のルーツとは・・・。
戦国の世、常陸の国(茨城県)を中心として治めていた五十四万石の大名、佐竹義宣。源氏の流れを汲む名門だが、関ヶ原の合戦で義宣は中立の立場で家康に協力しなかった。そのために合戦後、常陸の国から秋田出羽の国に国替えになった。その時「腹いせ」という訳ではないけれど、優れた家臣、商人はもとより、美しい女性達を「根こそぎ」連れて大移動をしたのである。この時の女性達が、やがて言われる秋田美人のルーツだという人もいる。
いつの世も、大移動で茨城常陸の国から大勢美人を連れてきたというから、もしかすれば秋田美人は茨城美人となるかなあ…。だが、なかなかむずかしい。(令和六年六月二十三日)