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いにしえの知恵に学ぶ健康住宅

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「ボヤっと」していてはダメだ

気の利く人は「マメ」である。転んでもタダでは起きないような気もする。もし失敗したとしてもすぐに反省をし失敗の教訓から物事を学び、成功に結びつける人のようだ…。

戦国の世、気の利く武将というとすぐに頭に浮かぶのが秀吉である。一介の農民から、気難しく厳しい信長に仕え、自分は必要な人間だと認めてもらうために「マメ」に仕事に励んだ。また、他の武将たちができない仕事を、進んで引き受け、信長の期待に応えた。他の武将たちからは「マメ」な男だと煙たがられたが、しかし「マメ」だからこそ信長から信頼され出世したのである。

いつの世も、「マメ」な人をお節介な人だという人もいるが、それくらい「マメ」でないと上司から信頼もされないだろう。特に今、コロナで騒がれている世の中、「ボヤっと」していては自分のためにも会社のためにもよくない。「マメ」にプライドを捨てて懸命に知恵を出して努力してこそ、必ず良い結果が自然に後からついてくると思うが、なかなかむずかしい(令和二年九月十三日)

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にぎりめしとおかゆの理論

粘り強い団結力が自信と責任と誇りにつながる。

「にぎりめしとおかゆの理論」

「にぎりめし」は米粒の固まりで、その米粒は団結力の固まりのようである。反対に「おかゆ」は茶碗の中で流れてしまうから「団結力」がない。
戦国の世、戦で「おかゆ」は組織の中で自分の意思がなく、人の言いなりで積極性もない。「にぎりめし」は積極性があり組織に属し、握られた米粒ひとつひとつが団結力を持ち自身と責任と誇りを持って、お互い力を合わせて敵に突進する。ようするに組織の一員となって、「にぎりめし」のような固まらなければ敵に勝つことはできないと秀吉は言った。
いつの世も、部下が組織の中で好き勝手なことをしていると「おかゆ」のように流れてまとまらなくなりうまくいかない。「にぎりめし」のように握られているということは、組織の中でルールを守り、本当のチームワークにつながり、会社の繁栄につながるような気がするが、なかなかむずかしい。

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