戦国新報
 
 

平成28年 後期
【 H28.7.3】

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反省なくして成長はありえない
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 己の欠点も知らないで、尚、反省もしないことで成長はあるのか…。何か失敗や問題が起きた時、言い訳するか、他人のせいにするか、快く反省するか…。

  戦国の世、他の武将たちがことごとく失敗した仕事を、自ら手を上げて信長に求めて、期待に応えた秀吉。どうして秀吉はそこまでやれたのか。第一に仕事に取り組む姿勢が違った。決してうぬぼれることなく、常に謙虚であり、成功した仕事でも反省する心を忘れなかった。特に信長の性格をよく見抜き、何事も結果がすべてであることを知っていた。

  いつの世も、勝ち残るためにも、良い結果であれ、よくない結果であれ、常に反省する心を忘れてはダメだ。積極的な姿勢で工夫をして取り組むことが大事だと思うがなかなかむずかしい。(平成二十八年七月三日)
【文:高田 金道】