戦国新報
 
 

平成27年 前期
【 H27.1.18】

もどる

勝っても学ぶ

すすむ

 スポーツの世界やビジネスの社会でも、勝利を収めたりあるいは良い成果を上げたりすると、大きな自信がつくものだ。でも数の中には勝利した事で自分の力に酔いしれ「おごり」や「威張る」人もいる。こうなると周りの人達から冷ややかな目で見られてしまうような気がするが…。

 戦国の世、敵と戦って勝利する事は自信がつく。勝ったことで「おごり」が出たり「思い上がり」すぎると「油断」が目に付く。そして自分の事しか見えなくなるし、次の戦いには敗れることもあると官兵衛は部下達に言った。

 「勝って兜の緒を締めよ」ということわざがあるように、勝つ事によって学ぶ事がたくさんある。もっと努力して次の戦いに備える事が大事だ。「おごりや油断」ほど、戦より怖いものはないとも官兵衛は言った。

 いつの世も、勝っても、あるいは成績が良くても常に謙虚に「おごる」ことなく、今以上に自信を持って努力することで、必ず良い結果が生まれるような気がするが、なかなかむずかしい。(平成二十七年一月十八日)

【文:高田 金道】