戦国新報
 
 

平成26年 後期
【 H26.7.20】

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覚悟を決める強いリーダー

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 仲良しチームは始末に負えない。一見和気あいあいとチームワークが良さそうに見えるが、業績を調べてみると大抵散々な結果で終わってるような気がする。

 戦国の世、誰がリーダーなのかわからないのが「仲良し軍団」だ。勝手気ままに拘束されることもなく戦っていると、独り舞台になってしまい敵に打ち破られると、官兵衛は部下達に言った。そしてリーダーたる者は、部下からの反発や衝突を恐れては、部下の管理や指導はできないし統率が取れなくなるとも言った。

 いつの世も、「羊の皮をかぶった狼の群れ」ほどやっかいな集団はないから、リーダーは常に集団の先頭に立って、勇気と活力を生み出してがんばることが大事だと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十六年七月二十日)



【文:高田 金道】