戦国新報
 
 

平成26年 後期
【 H26.11.16】

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自信

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 厳しい練習に泣き耐えて自信をつけ、その自信を試合に発揮して勝利に笑顔が出るが、勝った事でまたさらに自信がつくと思うが…。

 明治時代に入って、家康の東軍と三成の西軍との「関ヶ原の戦い」の軍勢の数、陣形の配置を、ドイツの軍事参謀達に見せたところ、たとえ裏切りがあったにしても、誰もが「西軍が勝つ」と言った。ではなぜ家康は勝てたのだろうか…。

 秀吉が天下を目の前にして健在の時に、一度、「小牧長久手の戦い」で家康が秀吉に大勝利している。その実戦での勝負の「自信」から、関ヶ原で、秀吉の小姓ごときに負ける訳がないという「自信」が勝利につながった。

 いつの世も、何事も「自信」を持って挑戦しよう。「自信」のないところには誇りも粘りもないと思うが、なかなかむずかしい。(平成二十六年十一月十六日)

【文:高田 金道】