仕事の一番の面白さは、自分のアイデアをうまく活かせるかどうかにあると思うが…。
戦国の世、仕事がうまくいかない、面白くない、業績が上がらない時は、自分を変えてみる「チャンス」だと秀吉は言った。
また、うまくかない仕事に、真剣に立ち向かっていると自然と改善点に気がつくし、一人ではなかなかむずかしい仕事でも、素直に誰かの知恵を借りることでうまく進む。そして一回二回と、良い結果が出てくると仕事はどんどん面白くなってくるとも部下達に言った。農民から苦労して信長に認められた経験からの言葉である。
いつの世も、面白くない仕事でも、努力してこそ人は成長すると思う。また、面白くない仕事だといって腐るのが一番怖いが、「なにくそ」という根性があるなら必ず良い改善点が生まれて、立ち直り勢いがついて、良い結果が生まれてくると思うが、なかなかむずかしい。(平成二十五年二月二十四日)