戦国新報
 
 

平成24年 後期
【 H24.7.1】

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一日一日勇気と緊張感

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 もし、自分の命が今日一日しかないとわかっていれば迷ったり悩んだりするだろうか。人は時間に余裕があったり、明日があると思うから、迷ったり悩んだりすると思うが…。

 戦国の世、常に修羅場をくぐりぬけ、上司信長の期待に応えてきた秀吉曰く、「気性の激しい信長様から与えられた仕事をうまくこなすためには、今日一日を最後の日という気持ちで失敗を恐れることなく、勇気を持って一所懸命努力してがんばってきたことで良い結果を残すことができた」と部下達に言った。

 いつの世も余計なことを考えず、常に緊張感を持って一日一日一所懸命に勇気を持ってがんばることで必ず良い結果が生まれると思うが、だがなかなかむずかしい。(平成二十四年七月一日)


【文:高田 金道】